よくある質問
教会とは何ですか?
教会とは、あの屋根に十字架のある建物を思い浮かべますが、建物や組織や制度を言うのではありません。本当の意味の教会は、イエス・キリストを救い主と信じ、その生き方を学び、イエスに倣う人々の集団を言うのです。つまり、教会とは、神に仕える信者の集まりのことなのです。
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礼拝とは何ですか?
礼拝は信仰生活で大切な務めです。礼拝では神様の言葉を聞き、自分を反省し、神様に感謝をささげ、自分の願いを神様に打ち明けます。聖書には、「絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい。これは神様があなたに望んでおられることです」とあります。
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聖書とは何ですか?
聖書は、キリスト教の最も大切な神様の言葉を記したものであり、人生の案内書です。また、人間の救いの道を教え、私たちの霊の糧となります。素直な心で聖書を読んでいくと、あなたにとって素晴らしい喜びと光を与えてくれることでしょう。
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教会では何をするのでしょう?
(1)日曜日を「主(神様)の日」として大切に守り、神様を礼拝します。
(2)神様の教えが書いてある聖書を学びます。
(3)イエス・キリストの愛を分かち合い、聖なる交際をします。
(4)神様を知らない人々に、イエス・キリストと福音を伝えます。
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キリスト教の信徒は、なぜ毎週日曜日に教会に行くのですか?
神様に礼拝をささげるためです。神様は週7日の間、6日間は働いて1日は休み、神様の前に出て礼拝をささげなさいと言われました。こんにち、教会が日曜日に礼拝をささげるのは、神の子、メシアであるイエス様が十字架の上で死に、3日後に復活なさった日が日曜日であったことを記念し祝うためなのです。
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教会に行ったら、キリスト教信者にならなければならないのですか?
キリスト教信者にならなければならないわけではありません。教会を訪れることは誰でも自由にできます。一旦教会に来て、礼拝や信徒との交わりなどを体験してから、自分の判断で信者になるかどうかを決めることができます。信者になりたくないという人を強制的に信者にすることはあり得ないし、できないのです。
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キリスト教に興味がありますが、何曜日、何時に教会を訪れたらいいですか?
日曜日の朝においでください。どこの教会でも日曜日には戸を開き、皆が集まって礼拝をささげます。私たち首里聖アンデレ教会では、毎週日曜日午前10時30分から礼拝が始まります。遅くても10分前までには席に着くべきでしょう。もし、牧師との相談があれば、約束を取り付けてから平日に訪れてもいいです。
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教会で結婚式や葬式を挙げたいのですが、未信徒でも可能でしょうか?
可能です。ただ、教会で挙げる結婚式や葬式は、未信徒の場合でもあくまで教会の礼式やしきたりに従って行わなければなりません。牧師とご相談ください。
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家にはトートーメー(祖先の位牌)と仏壇や神棚があるのですが、キリスト教信者になることはできますか?
できます。ただ、トートーメーのことや祖先のことをどう思っているのかが問題です。トート ーメーや祖先の魂がその子孫に幸福や災いをもたらすと思うのは、迷信的な考え方です。私たち人間に幸福や災いをもたらす力のある方は、イエス・キリストの父である神様お一人なのです。これだけはっきり覚えていれば、家にトートーメー仏壇や神棚があっても、キリスト教信者になるには問題ありません。
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トートーメー(祖先の位牌)や、ひぬかん(火の神)を拝んでいて、祭り事もしているのに、どうして教会に行く必要があるのですか?
トートーメーやひぬかんを拝み、祭り事もするのは何のためでしょうか?祖先の魂や神々が、幸運をもたらしたり、たたりを下したりすると思っているからでしょう。しかしその実、祖先の魂や神々には、幸運やたたりを下す力など決してありません。あなた自身が亡くなったらそういう力を持つようになると思われますか?私たちに幸福や幸運を、または災いや罰を与えることのできる方は、イエス・キリストの父である神様お一人だけです。従って、私たちはその神様を礼拝しに教会に行く必要があるのです。